長谷 友美 設計・施工実績
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古民家部とリフォーム部をつなぐ建具。違和感のないデザインと暑さ・寒さへの対策を両立!
『玄関』にマッチし、古民家とリフォーム部分の繋ぎにふさわしい、違和感を与えず、調和する建具を意識。
物件データ | |
---|---|
家族構成 |
2人家族 |
リフォーム箇所 |
屋根、LDK、浴室、トイレ、外廻り、蔵改修 |
築年数 |
100年 |
概算費用 |
500~1000万円未満 |
工期 |
5ヶ月 |
施主さまとの出会い・リフォームのきっかけ
当社のリフォームイベントにご来場いただいたお客さまです。
施主さまのこだわりポイント
古民家を改修したお宅にお住まいで、昔ながらの古い部分と、改修した新しい部分とを、玄関がつないでいます。その玄関と居室の間仕切り建具に「建具を開けなくても通風できるように小窓を付けたい」「居室の暖かさを保てるように気密性のある建具にしたい」とご要望いただきました。
提案プランを考える際に注意したことや、こだわったポイント
『玄関』にマッチし、古民家とリフォーム部分の繋ぎにふさわしい、違和感を与えない建具を意識して考えました。
障子を通して、部屋内の日の光が玄関に差し込むように、また、断熱性を高めるために、太鼓張り障子としました。さらに、雪見障子をアレンジして、板を引き上げると開閉可能なガラリが現れる仕掛けとしました。玄関側から部屋内が見えないようにするため、ルーバーの角度や枚数など、建具屋さんと協議を重ねました。建具屋さんには大変苦労していただきましたが、お陰さまですばらしい建具を製作していただきました。
施工時のエピソードや技術的に難しかったこと
デザイン面では、古民家部分に調和するように建具を意識して、また、建具召し合わせ部分には印籠を付け気密性を考慮しました。古民家部分とリフォーム部分の新旧の取り合い部分となったので、塗装の色分けで、各空間に調和するようにしました。
お客さまVOICE
昼間、そして夜間も、障子からこぼれる光がとても暖かく、癒される光で気に入ってます。