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若桜の大イチョウ
先週末は子供の体験合宿送迎のため、八頭郡若桜町の龍徳寺へ。
到着してすぐ、獅子の彫り物が随所に施された立派な山門に思わず見入ってしまいました。
子供たちを送り届け、午後の予定までまだ時間があったので境内を散策。
するとそこには、樹齢300年といわれる大イチョウが。
墓地の中心にしっかり根を張り、まっすぐ空に向かって伸びる巨木の姿に力強い生命力
を感じるとともにその雄大さにしばし見とれてしまいました。
仕事柄、木と接する機会が多いのですが職人さんがよく現場で“そつが無いようにせないけん”
と言っているのを思い出しました。
“そつがない”とは“無駄がない”ということ。
お肉・魚・野菜などの「食材」と同様、我々の取り扱う“木”も「木材」として命をいただいて、
作る人・住まう人の命が成り立っているのだと教えられた気がしました。